奈良市:駅前2保育所を整備へ 補助金対象の事業者を募集 /奈良

毎日jp
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待機児童の増加に歯止めを掛けようと、
奈良市は民間の駅前保育所を2カ所整備する。
市の定めるエリアでの新設計画に対し、
建設費用の一部を助成する方針で、
補助金活用を希望する保育事業者を現在募集している。
奈良市では、今年3月に247人の待機児童が発生するなど、
保育所不足が深刻化。
何も対策を講じなければ、来年3月には
更に増える見通しだといい、
市は駅前保育所の新設が必要と判断した。

市が求めているのは、午前7時〜午後6時を開所時間とする
定員90人の認可保育所。
指定された六つの駅から半径1キロ程度のエリアで、
今年度内に着工することが条件だ。
土地は事業者が確保する必要があるが、
建物の建設費の一部は市などの補助を受けられる。
事業者の選定では、近鉄富雄駅周辺など
待機児童が多いエリアの新設計画を優先的に選ぶ。

補助金活用を希望する事業者は、
8月6日までに参加表明書を
市子ども政策課(0742・34・4792)に提出した後、
同月末までに応募申請書を改めて提出する。

仲川げん市長は、近鉄大和西大寺駅前にも、
民間保育所を誘致する計画だった。
しかし、地元住民の反発を受けていったん凍結したため、
今回の2カ所と合わせて
事業者を募集することは見送った。【大久保昂】
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