“虐待疑われた”東京都を提訴


NHK NEWS WEB
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東京の30代の夫婦らが、「自分の子どものけがを
児童相談所から虐待と疑われ、
10か月余りも不当に引き離された」と主張して、
東京都に損害賠償を求める訴えを起こしました。

東京・江戸川区の30代の夫婦は、去年5月、
当時1歳7か月だった長男が腕にやけどをしたことなどを
虐待と疑われて、東京都の児童相談所から
子どもを引き離して施設で預かる
「一時保護」という措置を受けました。
両親らは「虐待はしていない」として子どもを返すよう求めましたが、
一時保護はことし4月までの10か月余り続いたことから、
「十分な調査もせず、不当に子どもと長期間引き離された」
と主張して、東京都に660万円の損害賠償を求める訴えを
31日、東京地方裁判所に起こしました。
このケースで児童相談所は、子どもを施設に入所させるよう
東京家庭裁判所に申し立てましたが、
「虐待は行われていない」と退けられ、
その後、東京高等裁判所でも同じ判断が確定しています。
母親は会見で、「子どもは現在2歳ですが、
誕生日も祝ってあげられなかった。
裁判を起こすことで児童相談所の対応を
見直してほしい」と話しました。
訴えについて東京都は、
「個別のケースなので答えられない」とコメントしています。
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