送迎サービス導入、知識の活用方法も教えます 民間学童保育のキッズベースキャンプ


msn産経ニュース
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放課後、保護者に代わって保育を行う
学童保育(アフタースクール)の利用者が急増する中、
新しいタイプの民間学童保育事業を展開する
キッズベースキャンプ(東京都世田谷区)が人気を集めている。
親会社の東京急行電鉄沿線に17店舗を出店、
学習面の強化を意識した新業態店舗の運営にも乗り出した。

公的な学童保育の預かり時間が午後5時~6時なのに対し、
キッズベースキャンプは午後10時まで対応可能。
小学校や自宅とアフタースクールとの間の
送迎サービスを導入し、医療機関とも連携している。

さまざまな教育プログラムがあり、「キッズMBA」では
ゲームや紙芝居などを通じ、楽しみながら仕事や経済の仕組みが学べる。
街の清掃活動や環境プログラム、
農園で土に触れる機会も提供している。
地元の銭湯に行ったりするイベントも随時開いている。

新たな店舗では、単に中学受験に役立つノウハウを教えるだけではなく、
自己紹介やディベートなど「知識をうまく活用できるようになる
プログラム」(島根太郎社長)が売り物。
同様の店舗を順次整備する。

子供を指導する「キッズコーチ」は、
子供10人につき1人を配置するなど、自主的に基準を設定。
民間学童保育分野では初めての認定資格
「認定キッズコーチ」制度を立ち上げる予定で、
運営のための社団法人を今月設立した。

今後は東急線沿線だけでなく、周辺地域でも新店舗を開設する方針。
働く女性の増加を背景に、学童保育の利用者は
過去10年で2倍以上に拡大しており、
同社の会員数も4年前に比べて約3倍に増えた。
島根社長は「市場の裾野は広く、拡大余地はまだまだある。年
間の売り上げは確実に2桁台で伸び続けるはず」と話している。
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