【福井県】企業在職中に子ども何人持てる? 県が今年も「子宝率」調査へ


福井新聞
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福井県は、昨年に続き「企業の合計特殊子宝率」(企業子宝率)を
調査することにし、27日から10月31日まで調査票を受け付ける。

企業子宝率は、企業の従業員の子どもの年齢や数を調べ、
60歳までその企業で働いた場合に
どれだけの子どもを持てるかを推測する。
昨年は常勤雇用の従業員10~300人の県内企業を対象としたが、
今年は従業員数の上限をなくし、
県内に事業所を置く県外本社の企業も対象に加えた。

県内に本社がある企業は、海外勤務を除く全従業員が調査対象。
県内に事業所を置く県外本社の企業は、
県内事業所で働く従業員が対象となる。

県は、調査票が出された企業のうち子宝率が高い企業に対し、
育児休業制度の有無や勤務時間短縮など
子育て支援の取り組みを聞き取る。
来年2月に調査結果を発表し、
上位企業を「子育てモデル企業」に認定する。

企業子宝率は、女性1人が生涯に産む
子どもの推定人数を示す「合計特殊出生率」の企業版で、
内閣府男女共同参画会議専門委員の
渥美由喜(なおき)氏が提唱した。
昨年の調査には297社からデータが寄せられ、
県は子宝率2・0以上の7事業所を
「子育てモデル企業」に認定した。

県労働政策課のホームページにある
調査票をダウンロードして記入し、郵送かメール、ファクスで送る。
問い合わせは同課=☎0776(20)0389、
FAX0776(20)0648。
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