夏休みの予算2年連続減 子どものいない既婚者は増額

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明治安田生命保険が7日発表した
夏休みに関するアンケートによると、
夏休みに使う金額の平均は8万2974円で2年連続減少し、
4年ぶりの低水準だった。
同社は「景気の不透明さから節約志向が続き、
自宅や近場で遊ぶのが人気」と分析している。

予算額の平均は前年の8万4848円より1874円少なく、
2008年の7万6955円以来の水準。

ただ、子どものいない既婚者に限定すると、
平均額は10万191円と前年より2万6941円増えた。
海外旅行をするなどの回答が多い。

夏休みの過ごし方についての調査(複数回答)では、
「自宅でゆっくり」という答えが61・9%で7年連続トップ。
「帰省」が39・4%、「国内旅行」が37・4%で続き、
次いで「プール・遊園地・テーマパーク」「アウトドア」の順。

自宅で過ごす理由(複数回答)としては、
「疲れを取りたい」が56・3%と最も多く、
「(旅行などは)出費がかさむ」が続いた。

帰省の交通手段(複数回答)は「自動車(高速道路あり)」が
52・9%と最も多く、飛行機の利用も増加。
「新東名高速道路や格安航空会社(LCC)の
効果もありそう」(明治安田)という。

アンケートは7月上旬にインターネットで行い、
全国の20~59歳の男女計1110人から有効回答を得た。
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