学童保育の利用児童 過去最多


YOMIURI ONLINE
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全国の学童保育の利用児童数が
過去最多の84万人となり、大規模な施設も増えていることが、
全国学童保育連絡協議会(東京)の調査でわかった。

調査は今年5月1日現在。
全国の利用児童数は84万6919人で、
1993年の調査開始以来最多となった。
一方、学童保育の設置数も過去最多の2万843か所。

規模別に見ると、昨年まで減少傾向にあった
利用児童数71人以上の大規模学童保育が増加に転じ、
前年より101か所多い1352か所になった。
このうち100人以上の学童保育も277か所あった。

大規模化で事故やケガが増えることが指摘されており、
国は2007年に定めた指針で、
集団の規模は40人程度が望ましく、
1か所で最大70人までとしている。

学童保育の設置状況は自治体によって差があり、
学童保育のない自治体が1割あった。
同協議会によると、入学前に保育所を利用していた
子どもの6割程度しか、学童保育を利用していない。
同協議会事務局次長の真田祐さんは、
「希望しても利用できない子どもが多くいると考えられる。
国や自治体は、量と質の両面から
学童保育の拡充を図ってほしい」としている。
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