白玉詰まらせ重体の女児死亡 


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栃木市立はこのもり保育園(栃木市箱森町)で
7月17日、女児が白玉を喉に詰まらせて
意識不明の重体になった事故で、栃木署は19日、
この女児が死亡したと発表した。
鈴木俊美市長は記者会見で、
「保育園で保育中に提供した白玉で起きた事故。
園児本人に落ち度はない」と市側の責任を認め、
遺族に当面の賠償金として1900万円を
準備したことを明らかにした。

亡くなったのは、栃木市大町、女児(2)。
同署や市などによると、19日午前4時頃に容体が悪化し、
午前9時40分頃、両親や祖父母に見守られながら
息を引き取ったという。

鈴木市長は会見で、「保育園と市の責任。
原因を徹底究明し、再発防止に万全を期す」と述べた。
同園の園長は「私ども職員に配慮があれば」と声を詰まらせた。
鈴木市長は7月26日、治療費などの名目で
約1900万円の補正予算を組む専決処分を行った。
慰謝料なども「可能な限り応じたい」と話した。

市は保健福祉部を中心に内部調査を進めており、
7月27日には弁護士、医師、栄養士、大学教授の
4人でつくる外部の事故調査委員会を組織。
8月28日から10月末まで12回の会議を開き、
事故の原因究明と再発防止策を検討する。
「個人か、組織か、あるいは両方か、
責任の所在を明らかにしたい」と市は説明している。

事故翌日の7月18日に始めた
白玉、うずらの卵、ミニトマト、ブドウなどの
献立での使用中止は、今後も継続する。
市立保育園、幼稚園の職員全約240人を対象にした
救急救命の講習会も続ける。
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