【広島県】育児世帯支援へ防災マップ


中国新聞
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三原市本郷地区の民生委員や
ボランティアたちでつくるグループ「子育てサロン∞本郷」が、
乳幼児を持つ世帯に配る防災マップを作った。
9月から地区内の約330世帯に配布。
孤立しがちな育児世帯の防災意識の向上と
ネットワークづくりに役立てる。

マップは、A4判でラミネート加工した。
本郷、船木、北方・南方の3地区ごとに
避難場所や医療機関、幹線道路を記載。
裏面には、ミルクや紙おむつ、母子手帳など
日常から準備しておくもののリストを記した。
担当の母子保健推進員や児童委員を記入する欄も設けた。

0~3歳児のいる世帯を母子保健推進員たちが
1軒ずつ訪問して手渡す。
災害時の不安や日常で不便に感じている点も聞き取る。

グループは17日、市本郷福祉センターで
推進員ら約20人を集めて説明会を開催。
メンバーの村上招子さん(51)は
「コミュニケーションを取るいい機会。
必要な支援もさらに見えてくるだろう。
他地域のモデルになれば」と話した。

マップは子育て支援活動として、
広島国際大心理科学部の西村太志(たかし)講師
(社会心理学)が協力し、昨年8月から作製に取り組んでいた。
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