学童保育施設数が最多を更新 5月時点、民間団体調べ


日本経済新聞
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 両親が共働きやひとり親家庭の小学生を放課後に預かる
学童保育の施設数が、今年5月1日時点で
全国2万843カ所に上り、過去最多を更新したことが
3日、全国学童保育連絡協議会のまとめで分かった。
利用児童数も84万6919人で最多を記録した一方、
全国の小学校区のうち約2割の校区には
学童保育施設がないことも判明した。

同協議会は「申し込んでも利用者が多くて
断られるケースもある。施設数は増えているが、
まだまだ足りないのが実情」としている。

調査は今年4~6月、全市区町村にアンケート用紙を送り、
福島第1原発周辺の7町村を除く
1735市区町村を集計対象とした。

施設数、利用児童数は2011年の前回調査から
それぞれ441カ所、2万521人増加した。
東日本大震災の影響で前回調査しなかった市町村は
10年調査と比較した。

小学校区内に学童保育がないのは
全体の約2割に当たる3855校区、
学童保育がない自治体は137区町村だった。

一方、全小学校数を100%とした場合の設置率は全国で97.3%。
埼玉が全都道府県で最高の131.9%で、
東京(128.3%)、群馬(122.2%)が続いた。
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