幼稚園に換気扇プレゼント 八幡のボランティア団体

京都新聞様
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　京都府八幡市の地域住民でつくるボランティア団体がこのほど、

市内の幼稚園に換気扇を設置した。

夜間に換気し、部屋の温度を下げる。

メンバーは「厳しい暑さが続くが、

少しでも子どもたちが過ごしやすい環境をつくりたい」と話す。

住民が参加する男山中校区学校支援地域本部が、

昨年から取り組む「エコな学校づくり」の一環。

これまで、八幡中央小の壁面緑化や

環境ワークショップに取り組んだ。

今回、熱気がこもりがちな朝の室内をなんとかしようと、

八幡幼稚園で、エアコンや換気扇がない遊戯室など

８カ所に換気扇９台を設けた。

校区内の３公立保育園には換気扇にタイマーを付けた。

府教委によると、他の自治体でも例がない珍しい取り組みという。

八幡幼稚園では設置後、室温が平均２度下がった。

夏休み中も預かり保育をしているが、

田中美紀園長（５９）は「職員が来てから窓を開けるより、

部屋が早く涼しくなった」と喜んでいる。

同支援本部の内藤一豊本部長（４９）は

「子どもたちは大人以上に暑さに弱い。

要望があれば私立の幼稚園にも

活動の輪を広げたい」と意気込む。
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