上手にブクブク…伊達市内の保育所でフッ化物洗口開始


室蘭民報ニュース
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伊達市は21日、市内保育所で虫歯を予防する
「フッ化物洗口」を始めた。
年長の5歳児を対象に週2回、フッ化ナトリウムの水溶液を使い、
ブクブクうがいを行う。

道は平成21年6月、フッ化物洗口の普及を目指す
「北海道歯・口腔(こうくう)の健康づくり8020推進条例」を施行。
小学校を対象に昭和58年から集団フッ化物洗口を続けてきた市は
同条例に基づき、昨年8月に中学1年生にも導入し、
今年4月から全学年に拡大した。

保育所年長児への実施はこれに次ぐ措置で、
対象は5施設の114人。
必要経費は市が負担し、同じ年齢の幼稚園児への
導入準備も進めている。

末永町にある市立くるみ保育所(田上文江所長)では
年長児29人が学校歯科医の指導を受け、
3週間前から練習を繰り返し、本番入り。

昼食後に歯を磨き、紙コップに入れられた
5ccのフッ化ナトリウム水溶液で洗口。
それぞれ真剣な表情でブクブクうがいを1分間続け、
「上手にできました」と得意の表情で報告していた。
洗口は毎週火、金曜日の2回。洗口後、30分間は飲食できない。
(伊藤教雄)
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