海の恵みに感謝 児童ら「干しダコ」作り 淡路


神戸新聞
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島内や東播磨地域に伝わるタコの保存食「干しダコ」作りが
29日、兵庫県淡路市の尾崎小学校であり、
全校児童や保護者ら約70人が挑戦した。

県漁業士会が、漁業への関心を高め、
魚の消費を増やそうと企画した。

まず講師役の県洲本農林水産振興事務所の職員が、
生きたタコを絞め内臓を取った後、
竹の串に足を刺して天日干しする方法を指導。
生きたタコを受け取った子どもたちは、
足を伸ばして必死で逃げようとする姿に驚いていた。

漁師らの手ほどきを受けながら、腹部を裏返し、針金を通すと、
校庭に張られたロープにつるした。
その後、包丁で目や口を切り取り、
長さ約50センチの竹串に両端の足を刺して完成。
子どもたちは8本の足を広げたタコを見ると
「踊っているみたい」と歓声をあげた。

できあがった干しダコはそれぞれ家に持ち帰り、
2日間ほど屋外に干す。

干しダコがたっぷり入ったタコ飯の試食もあり
「うま味が凝縮されておいしい」と好評。
3年の男子児童(9)は「ぬるぬるしていて
内臓を取るのに苦労した。いつもは刺身で食べるけれど、
干しダコもおいしい。今日作ったのは、
自分で料理して食べたい」と話していた。
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