袋井市が園児向け津波タワー建設


YOMIURI ONLINE
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袋井市の原田英之市長は27日の定例記者会見で、
海岸に近い幼稚園と保育園の園児らが逃げ込める
高さ12メートルの津波避難タワーを建設すると発表した。
11月末に完成する。屋上の広さは162平方メートルで、
園児計232人と教諭ら34人が避難できる。
市によると、県内最大規模のタワーとなる。

建設場所は、海岸から約1・3キロの地点にある
市立浅羽南幼稚園の駐車場。
近接するあさば保育園の園児らも避難する。
タワーの名称は今後、園児から募集するという。

タワーは鉄骨造りで、大型トラックの衝突にも耐えられる設計という。
高さは、静岡大の牛山素行准教授らの意見を参考に、
東海地震などで避難タワーに押し寄せる津波の高さを
5・6メートルと推計し、余裕を持たせて12メートルとした。

東日本大震災を受け、両園の保護者らから避難施設建設の
要望が市に出されていた。
建設費用は県の補助を含めて約1億2240万円。
27日に地元業者と工事契約を締結し、8月下旬に起工式を行う。
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