
二〇一〇年十月、栗並寛也ちゃん=当時一歳四カ月=が
おやつを喉に詰まらせて死亡した事故で、
原因検証と再発防止のため、
県と市が設置した専門家による第三者委員会の
第三回会合が七日、市役所であった。
委員が対馬幸司園長に園側の安全管理体制をただした。
対馬園長は「事故はすべて園の責任。
対馬園長は「事故はすべて園の責任。
昼寝後に(寛也ちゃんに)水分補給をしなかった点は
反省している」と述べた。
また、離乳食を完了した園児は、
五歳児まで同じおやつで、
その選定は担当の保育士に任せていたことも明らかにした。
事故当日のおやつはラムネとベビーカステラだった。
事故当時は、同じ部屋にゼロ~二歳児二十六人が混在していた。
直前に四人のゼロ歳児が入園したことについて、
対馬園長は「大変なことになると思ったが、
保育士の配置基準は満たしており、
待機児童が出てはいけないと考え受け入れた」と述べた。
国が定める部屋面積の最低基準
国が定める部屋面積の最低基準
(はいはいする子一人につき三・三平方メートル以上)を
満たしていなかったが、当時、県や碧南市の見解と同様に、
ゼロ、一歳児は一人当たり一・六五平方メートルを
上回ればいいとの認識だったことも明らかにした。
この日は非公開で、事故当時の見守り状況について
この日は非公開で、事故当時の見守り状況について
担任保育士の聞き取りも行われた。
委員会事務局の県によると、担任保育士は
「(事故時に寛也ちゃんを見守っていたかどうか)
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