新城市が来年度から「こども園」 保育無償化


中日新聞
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新城市は二十八日、来年度から市内の幼稚園二カ所と
十七保育所の名称を「こども園」に統一し、
三~五歳児の平日昼間の保育料を無料にすると発表した。
九月議会で関連議案を提案する。
保育の無償化は県内市町村で初の試み。
 国が幼稚園と保育所の機能を一体化する
総合こども園の創設を断念する中、
市は独自に「幼保一体化」を目指す。
穂積亮次市長は記者会見で
「子育てしやすい市をアピールしたい」と話した。

市こども未来課によると、
三~五歳児の平日昼間(午前八時半~午後三時)の
保育料は月額二千~二万数千円かかっていたが、
来年度から無料にする。
平日の時間外と土曜の保育料はこれまで通り有料。
無償化で二億円ほどの減収になるが、
一般財源から繰り入れる。

市内の幼稚園のうち、八名幼稚園(富岡)は
来年度から三歳未満児を受け入れ、
新城幼稚園(東入船)はこども園移行後も
受け入れは三~五歳児だが、半径二キロ以内に
三歳未満児を受け入れるこども園が二カ所ある。

こども園移行が可能な理由について、
市は大半の職員が幼稚園教諭と保育士の資格を持ち、
市内の全幼稚園と保育所が市営で
意思決定がしやすく、待機児童がいないことを挙げた。
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