保育所700人分追加整備へ 福岡


朝日新聞
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保育所の待機児童解消に向け、
福岡市は今年度、新たに700人分の保育所を
追加整備する方針を決めた。
市議会9月定例会に提案する一般会計補正予算案に、
関連予算34億2千万円余りを計上する。

福岡市の待機児童数は4月1日現在で893人。
前年比166人増えて過去最多になり、
7月1日現在では952人にのぼっている。

市は今年度、すでに1400人分を増やす計画を進めており、
9月補正予算分と合わせ、今年度の拡充は2100人分となる。
既存の保育所の増改築や、
保育所の新設などで対応する。
こうした取り組みなどで、来年4月1日の
入所可能者数は2万9400人となるが、
市は入所申込数は3万を超えると予測しており、
待機児童の解消までには至らなそうだ。

保育需要が増す背景には、共働き志向に加え、
就学前児童の増加がある。

市によると、4月1日現在の就学前児童数は
8万2978人で、前年同期比1765人増。
出生数が増加していることや、東日本大震災の影響で、
子育て中の家族を中心に東京圏からの
転入が増えているのが要因とみている。



市議会は30日、議会運営委員会を開き、
9月定例会の日程を7~20日と申し合わせた。
市は総額約42億円を増額する
一般会計補正予算案など43議案を提案する。
一般質問は10、11、14日。(山下知子)
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