高齢・障害者の気持ちに 香川の児童、介助を体験


msn産経ニュース
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高齢者や体の不自由な人の疑似体験を通し、
子供たちに介助の仕方などを学んでもらう
「バリアフリー教室・バスの乗り方教室」が、
香川県さぬき市の津田小学校であった。

教室は、国土交通省四国運輸局が推進する
「心のバリアフリー」活動として
平成13年度から各地の小学校などで実施。
津田小では5年生の総合的な学習の一環で開催し、
児童58人が参加した。

児童たちは2班に分かれ、
体や目の不自由な人の介助体験に挑戦した。
車いすやアイマスクをして段差のない
低床バス(ノンステップバス)に乗車する児童を、
別の児童が手を携えるなどしてサポート。
介助役の児童は県視覚障害者福祉センター職員の
指導を受け、アイマスクの児童に自分の肘や肩などを
持たせてあげたうえで声を掛けて車内に誘導していた。

アイマスクをした豊田智輝くん(10)は
「歩きにくかったし、段差が怖かった」と振り返り、
別の児童は「もしバスに体が不自由な人が
乗ったら手を貸してあげたい」と話していた。
吉本嘉夫校長は「町で高齢者や車いすの人に出会ったら、
当事者の気持ちになって考えられる人になってほしい」と語った。
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