公園に子ども戻って 一宮・通り魔事件で寂れ2年 来月7日、秋まつり


YOMIURI ONLINE
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 2年前の通り魔事件の影響で寂れてしまった公園に
子どもたちを呼び戻そうと、
一宮市駅西地区の自営業者らでつくる
「尾州おまつり実行委員会」が10月7日、
事件のあった稲荷公園で「秋まつり」を開催する。
メーン行事のプロレスでは一宮にちなんだ
正義の味方が悪役マスクマンと対決する。

 事件は2010年6月11日夜に発生。
塾から帰宅途中の女子高校生が同公園横の路上で
男に刃物などで刺されて重傷を負った。
一宮署は殺人未遂事件として捜査しているが、
犯人は捕まっていない。

 実行委員会代表でイタリア料理店を経営する
馬場秀樹さん(41)は
「子どもたちが遊びに熱中していた公園から、
昼間も人がいなくなってしまった。
自分たちが幼い頃に楽しんだ祭りを復活させて
子どもたちを楽しませたい」と話す。

 プロレスは馬場さんが知人のレスラーらに呼び掛けて実現。
一宮で盛んな喫茶店のモーニングサービスをイメージした
「イチモ」や、盛んだった毛織物産業を象徴する「ガチャマン」ら、
正義の味方がリングに上がり、
駅周辺に出没する「ジテンシャドロボウ」や
モーニングサービスが嫌いな「バッドモーニング」らの
悪役と対戦する。

 馬場さんは「子どもが喜ぶプロレスにしたい。
一方的に正義が悪を懲らしめるのではなく、
最後には仲直りするような展開になれば」と話している。

 秋まつりでは他に、卵の無料配布、魚や野菜の販売、
チャリティーライブ、フリーマーケットなどを行う。
入場無料で、雨天時は中止。
問い合わせは馬場さん(0586・43・2408)。
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