重度心身障害者と小6まで医療費助成現物給付に…宇都宮


yomiDr.
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 宇都宮市は10月から、重度心身障害者と
小学6年までの子どもを対象にした医療費の助成制度を、
現行の償還払い方式から現物給付方式に全面変更する。

障害者や子育て中の親などが
利用の度に窓口を訪れたりする手間を省き、
利便性を向上させる。

現行の償還払い方式では、
利用者が医療機関の受診時に助成分を立て替え、
領収証の郵送や市役所窓口での手続きで
給付を後日申請する必要がある。
ただ、こうした煩わしさや申請書の代筆を依頼する場合の
個人情報保護などが課題だった。
10月から採用する現物給付方式では、
あらかじめ配布される新たな受給資格者証を
医療機関で提示すれば、立て替えや後日の申請の必要がなくなる。

重度心身障害者向けの制度は、
身体障害者手帳1級・2級の障害者や、
知能指数が35以下の知的障害者などが対象で、
同市内では今年3月末現在、7272人が利用している。
制度は市内と県内の医療機関で活用できるが、
市外の医療機関でも現物給付方式になるのは
県内の自治体では初めて。

一方、子ども向けの医療費助成制度は、
3歳から小学6年までの子どもが市外(県内)の
医療機関を受診した場合に償還払い方式をとっているが、
10月以降は、0歳から小学6年までの子どもが
県内の医療機関を受診した場合、すべて現物給付方式とする。
対象の子どもは3月末で7万19人に上る。
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