新城の3~5歳児 平日保育無料化案


朝日新聞
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新城市は来年度から、市内にある19の
幼稚園・保育園の名称を「こども園」に統一し、
市内の3~5歳児の平日保育料を無料にする方針を決めた。
「子育てがしやすい環境を、地域で整える」(穂積亮次市長)のが目的。
県子育て支援課によると、保育料が一律に無料になれば県内初。
市は4日に開会した市議会9月定例会に条例案を提出したが、
市によると、市財政への負担増を懸念する声が
市議会内にはあるという。
新城市では、現在の3~5歳児の保育園の保育料は、
子どもの年齢と保護者の所得によって
月額2200~2万3400円かかる。
標準的な家庭の場合、4、5歳児で月1万8900円を徴収している。
延長保育は預ける時間数によって、別に料金がかかる。
幼稚園は一律で月7千円になっている。
市の新たな制度では、平日の午前8時半~午後3時なら、
3~5歳児の保育料は無料で、
3歳未満の子は保護者の所得に応じて、
月1600~2万8100円を徴収する。
延長保育や土曜日に子どもを預ける場合は有料になる。
市の財政規模は一般会計ベースで210億円ほど。
市によると、保育料の無料化で1億7千万円の減収になり、
市財政への影響は小さくない。
市は一般会計から特別・企業会計への
繰り出し金を減らすなどして、財源を確保する。
また、30代前半から半ばの子育て世代を
経済面から支援することで、
「子育てがしやすいまちをアピールしたい」という。
新城市内で幼稚園・保育園に通うのは、
3~5歳児で約1100人、3歳未満児で180~200人いる。
市内に私立の幼稚園や保育園はない。
また、希望しても保育園に入れない
「待機児童」の問題もほとんどないという。
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