島っ子ガイド:子どもたちが島をガイド 漁港や灯台、漁村探訪など5コース 鳥羽・菅島小が参加者募集−−11月10日 /三重


毎日jp
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◇道中、歌や踊りも披露

子どもたちが島を案内する「島っ子ガイド」を開いている
鳥羽市菅島の市立菅島小は、
全校児童27人がガイドを務める初めてのフェスティバルを
11月10日に計画、参加者を募集している。
学年に合わせた5コースを予定しており、
当日は島中に子どもたちの名調子が響きそうだ。【林一茂】

島っ子ガイドは5年前、着任2年目だった
広川清治教諭(47)によって始められた。
「離島ゆえのコミュニケーション力の弱さ、
あまりにも島を知らなさ過ぎる」ことに驚き、
これを克服する手段として誕生した。

総合学習の時間を利用し、3〜6年生が島内を探索、
菅島灯台や漁港、島に残る言い伝えなどを調べ、
観光客や研修生らのガイド役を買って出た。
調べた内容を図表やクイズ形式で表すなど好評を博し、
年間約10回、100人を案内している。

今回初めて全校児童による島っ子ガイドを計画したのは、
もっと多くの人たちを案内したいとの思いが強まったからだ。
これまでは平日のため参加者が少なかったが、
開催日を土曜にして、全児童の2倍を目標にした。

案内する5コースは島の地蔵の由来や漁港、
菅島灯台物語、漁村探訪など、
子どもたちがすべて企画した内容だ。
道中、踊りや歌なども披露する予定でいる。
菅島町内会や鳥羽磯部漁協菅島支所、
菅島海苔(のり)委員会などが協力する。

当日は午前9時に佐田浜の鳥羽マリンターミナルに集合し、
チャーター船で菅島に向かう。
約4時間余を島で子どもたちと過ごす。
定員60人で先着順。費用は渡船・昼食代など2500円。
申し込み、問い合わせは海島遊民クラブ(0599・28・0001)。
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