10月は急増、家庭内の「子どもの事故」


TBS News i
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 秋以降は子どもが家にいる時間が長くなりますが、
特に10月は「家庭内での事故」が増加するようです。
こんな注意を呼びかける調査結果が
20日、発表されました。

 ドアの隙間に指が差し込んだ幼児の人形。
そのまま、ドアが閉まると大きな事故に繋がってしまいます。

 NITE=製品評価技術基盤機構は、20日、
家庭での子どもの事故について注意を呼びかけました。

 2011年度までの5年間でナイトに報告された、
家庭内で発生した14歳以下の子どもの事故は、500件。
内訳としては、死亡事故が7件、重傷事故が67件、
軽傷事故が295件となっています。

 「不慮の事故がとても多くなっています。
家庭の中での事故がかなりを占めているのが意外」
(子どもの危険回避研究所 横矢真理所長)

 不慮の事故とは、窒息や誤飲、転落、やけど、交通事故
といった様々なケースが含まれます。

 これは、乳幼児に発生しうる事故を実感してもらうことを目的にした
東京都制作の学習ソフトです。
浴槽をのぞき込む子どもがバランスを崩して、転落しました。
1歳から4歳の子どもの場合、
不慮の事故のおよそ20%が溺死という結果が出ています。

 そして、手の届きやすい場所にあるタバコや電池などを
口にしてしまうケースもあとを絶ちません。
東京消防庁によりますと、救急搬送された乳幼児は、
去年までの5年間でおよそ5700人にのぼります。

 「子どもはもともと家の中で過ごす時間が
長いことを考えてほしい。
階段、イス、テーブルから落ちることが多い。
きのうできなくても、きょうできるのが子ども」
(子どもの危険回避研究所 横矢真理所長)
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