ヒグマ:札幌で出没相次ぐ 警戒の中、児童ら登下校


毎日jp
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札幌市南区の住宅街で8月下旬から続くヒグマ騒動。
3日未明には国道でクマと乗用車が衝突する事故が発生した。
周辺の小学校では、地元猟友会のハンターや
警察官らが警戒する中、子供たちが登下校。
市と道警、道は緊急のヒグマ対策委員会を開催するなど、
対応に追われた。【遠藤修平、高山純二】

衝突事故があったのは3日午前1時10分ごろ。
同市南区南39西10の国道230号で、
市内の男性会社員(24)が走行中、
右から突然クマが飛び出して、車の後部側面に衝突。
クマは豊平川の河原に逃走し、男性にけがはなかった。
現場にはクマのものとみられる血痕が残っていた。
体長は1.2〜1.3メートルほどだった。

同市教委はクマの目撃情報があった
地域の6小学校と中学校3校に対策を取るよう通知。
市立真駒内桜山小学校(児童数750人)では、
児童が13班に分かれて、教員に引率されて集団下校した。
登校時に小学2年の息子を同校まで送った
会社員、昌浦利伸さん(36)は
「真駒内でクマが出たことには驚いた。
車にぶつかったと聞いたので、
手負いのクマが何をするか分からず怖い」と不安そうだった。
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