稲 守るぞ 氷見・上庄小 児童がかかし設置


中日新聞
------------------------------------------------
氷見市上庄小学校の児童らが六日、
もち米を栽培している学校近くの田んぼで
収穫前の稲を鳥から守ろうと、手づくりのかかし七本を立てた。

同校では毎年、住民から借りた水田(約三百平方メートル)で
稲作を体験している。
五、六年生が七班に分かれてウサギやイチゴなど
かかしのデザインを考えた。
夏休み中に、竹を組み合わせ、
布をミシンで縫い合わせてかかしを作り上げた。

この日は体育館にかかしを並べ、
一~四年生とフェルトペンで絵を描いたり、
鳥よけの空き缶をつける仕上げ作業をした。
完成後にかかしを運び、黄緑色の
稲穂が広がる田んぼに立てた。
市交通安全協会上庄支部と一緒に
交通安全を呼び掛けようと、
「スピードおとそう」などと記したのぼり旗もたてた。

ロケットかかしを作った五年生の男児(11)は
「てっぺんに鳥よけのCDをつけ、うまく作れた」と笑顔。
児童らは今月下旬に稲刈りをし、
十一月に餅つきをする予定で、
六年生の男児(12)は
「きな粉やごまをつけて食べるのが楽しみ」
と期待していた。  (西山輝一)
------------------------------------------------
保育士新卒 新卒情報 保育士転職

コメント