テレジア幼稚園児たちが昔ながらの脱穀体験



WEB両丹
------------------------------------------------
 福知山市岡ノ上町の聖テレジア幼稚園(加藤彰子園長、93人)の
年長組園児38人は21日、東堀の田んぼで、
自分たちが育てた稲の脱穀をした。
昔ながらの足踏み脱穀機を使い、収穫の喜びを実感した。

 同園では毎年、年長組園児が
農業の大変さを知るために米作りを体験。
育苗、田植え、稲刈り、脱穀までをしている。
 
 今年は教室内で育てたキヌヒカリの苗を
5月30日に地元の人の田に植えた。
稲刈りは9月13日で、鎌で刈った稲は
鉄製の「稲木」に干していた。
 
 足踏み脱穀機は園所有の2台を使用。
保護者たちが足踏みの部分を動かし、
園児たちが母親らに手を添えてもらい作業した。
回転する歯の部分に稲を当てると、
勢いよくもみが飛び散った。
 
 最初は戸惑っていた園児も回を重ねるごとにうまくなり、
母親たちと息を合わせて体を動かしていた。
 
 「とうみ」という農具で、集めたもみとわらくずなどを
風圧で分ける作業もした。
取れた米は精米してもらい、園の近所の人たちに配ったり、
11月に開く収穫祭でおにぎりにして味わう。
  
写真=母親たちの手を借りて作業に励む園児たち
------------------------------------------------
保育士新卒 新卒情報 保育士転職