【新城市】保育料減額で調整

朝日新聞
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●新城市、無料化先送り

 幼稚園・保育園の名称を「こども園」に統一し、
3~5歳児の平日保育料を無料にする条例案が
否決された愛知県新城市は、現在の保育料を値下げする方向で
市議会と調整する方針を決めた。
10月半ばに臨時議会を開き、来年4月からの実施を目指す。
 26日の定例会見で、穂積亮次市長が明らかにした。
 現在の保育料は、保育園の3~5歳児は
子どもの年齢と保護者の所得に応じて
月2200~2万3400円かかる。
幼稚園は一律で月7千円で、
ほかに給食費として3千円の負担がある。
 市は「少子化対策として、子育てがしやすい環境を
社会全体で支えたい」として、
平日の午前8時半~午後3時なら、
3~5歳児の保育料は無料
▽3歳未満は保護者の所得に応じて、
月1600~2万8100円を徴収する案を市議会に出していた。
 しかし、市議会は21日の本会議で、
市財政の負担増などを理由に否決していた。
 無料化に踏み切った場合、1億7千万円の減収になるが、
市は今後示す案で減収を1億円に圧縮することを目指す。
穂積市長は「いずれ無料化を目指す方針に変わりはないが、
来年4月から可能な方法を探り、
議会の理解を得たい」と話した。
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