原発避難者による、避難者のための 保育園開園


KoLNET
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 福島第1原発事故の影響で山形市に避難している
母親らが運営する、避難者の幼い子向けの保育施設
「あいびぃ保育園」が19日、同市内に開園した。
福島の子を対象にした初めての保育施設。
被災地での保育支援に取り組む同市の
NPO法人「IVY」の後押しを受けて誕生した。
 IVYが市中心部に程近い場所に借りた園舎に
19日朝、0歳から4歳まで8人の園児が登園してきた。
近くの公園で外遊びをした後みんなでお昼ご飯を食べ、
午後も伸びやかに時を過ごした。
 7人のスタッフのうち4人が避難者だ。
保育士の一人、浜本景子さんも避難生活を送りながら働く。
「保育環境を整え、子どもの預け先がなくて
困っていた福島のお母さんたちの就労などを支えたい」と語った。
 IVYはスタッフの人件費を負担し、経理、労務管理などを担当。
後方から支えていく。
あいびぃ保育園担当のIVY震災支援コーディネーター
今野けい子さんは「避難者の皆さんが
『自分たちでつくり上げているんだ』と実感が持てる
保育園になっていってほしい」と期待を込めた。
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