被災した二つの子ども施設 内陸部に移転、完成 気仙沼


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東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市の
障害児通所支援施設「マザーズホーム」と
「一景島保育所」が11日、移転先の同市松崎柳沢に完成し、
関係者にお披露目された。
両施設は市立で、日本ユニセフ協会(東京)が支援し建設された。
マザーズホームの建設費は約1億4000万円で、
木造平屋の建物(364平方メートル)に、
遊戯室兼ランチルームなどを備える。
約1億7000万円をかけ建てた保育所(439平方メートル)には
保育室や遊戯室がある。
2施設は広場を挟んで向かい合って配置され、
子どもたちが自然に交流できるよう工夫した。
マザーズホームは9月末に入居する。
一景島保育所は「牧沢きぼう保育所」(仮称)と改名し
10月1日に再開する。
気仙沼港の近くにあった両施設は震災の津波で全壊した。
新施設は3、4キロ内陸側の高台にあり、
今回の震災でも周辺は浸水しなかった。
落成式には関係者約100人が出席。
プレートを除幕したり、記念写真を撮ったりして完成を祝った。
日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさんは
「皆さんの善意で施設ができた。
いい思い出をつくって、幸せの花を咲かせてほしい」と語った。
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