トキメキカード 再び被災地激励 津幡高朱鷺サポート隊 児童と作製


中日新聞
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「活力届けたい」 メッセージ添え

 津幡高校のボランティアグループ
「朱鷺(とき)サポート隊」は、今年もトキの写真入りのカード
「トキメキカード」を、東日本大震災の被災地に送る。
十九日、津幡町津幡の学童保育所「もりもりくらぶ」を訪れ、
児童約五十人と一緒にカードを作った。(高橋健一)

 カードは、はがき大(縦十四センチ、横十センチ)。
トキの写真と押し花をあしらい、
激励のメッセージを書いている。
少しでも被災者の心を癒やしたいと、
昨年は約千枚のカードを作製し、
十一月に宮城県石巻市と女川町の学校に送った。
サポート隊は今年もカード作りを継続。
被災地に河北潟の野菜や果物を送る活動を続けているグループ
「河北潟の水辺を守り隊」(津幡町)を通じて、
今月末に福島県南相馬市の仮設住宅に約二百枚を送る予定だ。

 もりもりくらぶには、サポート隊の生徒六人が訪問。
副隊長の用川喜子さんは
「カードを見て、被災者が元気になってくれたら。
(学童保育所の)子どもたちの活力も届けばいいな」と話す。

 サポート隊は、トキが再び生息できる環境をつくろうと、
二〇〇八年から活動している。
トキの餌となるドジョウの養殖、
町内の幼稚園や保育園での啓発紙芝居を行ってきた。
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