昆虫写真に児童ら歓声


朝日新聞
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■自然写真家 海野和男さんが特別授業

 著書「昆虫の擬態」などで知られる自然写真家の
海野(うんの)和男さん(65)が21日、
四日市市赤水町の市立県(あがた)小学校(前野哲裕校長)で
特別授業をした。海野さんが国内外で撮った
昆虫の写真やビデオに、4年生78人が大きな歓声を上げた。

 絵本作家や俳優ら各界で活躍する人たちが
学校を訪れて特別授業をする
「オーサー・ビジット」(朝日新聞社主催)の一環。

 子どもたちは、学校周辺で撮ったバッタやヘビなどの
写真を海野さんに見せ、名称や撮影のコツなどを尋ねた。
カミキリムシやテントウムシが、
がに股姿で飛び立つスロービデオには大笑い。
休憩時間には校内でハグロトンボをつかまえ、
海野さんに見せていた。

 オオスズメバチを追いかけ回すほどのハチ好きで、
「ファーブル」とも呼ばれる男児は
「ハチをつかまえて、海野さんみたいに撮ってみたい」。

 自然写真家になった理由を尋ねられた海野さんは、
「子どもの頃から虫と写真が好きだった。
好きなことを続ければ、何とかなる。
みんなと同じことをしない、
ほかの人がしないことをしようと思った」と語った。(嶋田圭一郎)
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