はしか、新たに児童1人感染…宮崎

YOMIURI ONLINE
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 宮崎県内ではしかの感染が広がっている問題で、
宮崎市保健所は15日、市立広瀬小(東園二明校長、706人)の
児童が新たに感染し、入院したと発表した。
広瀬小と隣の広瀬中(宮本綾校長、329人)は
23日まで臨時休校になった。

 発表によると、児童は10日、38度の熱を出し、
13日に発疹などの症状を訴え、医療機関を受診し入院した。
14日の検査で麻疹ウイルス感染が確認された。
就学前に2回の予防接種の機会があるが、
児童は受けていなかった。

 県内での感染確認は6人目で、宮崎市内では4人目。
児童は8月30日夕、宮崎市の個人病院に来院しており、
感染第1例の日向市立富島中の女性教諭(30歳代)が
同じ時間帯にこの病院にいた。
女性教諭は8月28日午前にもこの病院を訪れていたが、
3例目の宮崎市の女性(30歳代)も同じ時間帯に受診していたという。

 他の感染者は富島中の男性教諭2人と、女性教諭の夫。

 麻疹ウイルスは感染力が強い。
ワクチン接種を受けたり一度感染したりしていても、
5~10年で免疫力は低下するという。
宮崎市保健所は「児童ら3人は
個人病院でそれぞれ直接接触してはいない。
3人が感染したウイルスの遺伝子検査で
感染経路を調べたい」としている。

 さらに「はしかが疑われる症状が出た場合は、
医療機関に行く前に電話で連絡してほしい」と求めている。
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