絵本配本サービス:絵本で笑顔 淡路市の5図書館、保育所・幼稚園へ /兵庫


毎日jp
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子どもたちに絵本に親しんでもらおうと、
淡路市の五つの市立図書館(室)が4日から、
市内の21の保育所(園)、幼稚園への
絵本配本サービスを始めた。
毎月1回の割合で絵本を届け、
1カ月間貸し出しするシステム。
図書館(室)は「絵本好きの子どもが増えてくれれば」
と期待している。【登口修】

同市では、旧町単位の津名、東浦地区に図書館、
一宮、北淡、岩屋地区の公民館に図書室がある。
津名図書館では旧津名町のころから
町内7保育園に絵本の配本サービスをしており、
市合併後もサービスを継続してきた。

他の地区から「市内全域で配本サービスをしてほしい」
という声もあり、10年4月から五つの図書館(室)の
端末を結ぶネットワークシステムが構築され、
どこからでも蔵書の検索や貸し出し、
返却ができるようになり、
「子どもたちに絵本に親しむ環境をつくろう」と、
市内全域に配本サービスを拡大することにした。

各図書館(室)が地区内の保育所(園)や幼稚園に配本する。
蔵書数が少ない一宮図書室は津名図書館に、
北淡、岩屋図書室は東浦図書館にそれぞれ
カバーしてもらいながら実施。
配本の際には図書館(室)が季節などを考えて選書し、
専用コンテナに入れて届ける。

この日は、一宮図書室から一宮地区の
市立多賀保育所など5保育所(園)に
40冊ずつ絵本や紙芝居が配本され、
園児たちは届けられた絵本を広げて大喜びだった。
多賀保育所の高村久美子所長(57)は
「子どもたちが絵本を大好きになり、
心を育ててもらえれば」と話していた。
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