トキ舞う夢、伝えるよ 九重「こども大使」


oita-press
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 トキの野生復帰に取り組んでいる
新潟県佐渡市を訪れた九重町内の
6人の小学生による「第8回トキこども大使」の報告会が
21日、同町田野の飯田公民館であった。
こども大使らは8月24~27日に同市を訪問し、
野生のトキ探しなどの活動を体験。
報告会では九重の大空にトキが舞うために
必要なことなどを発表した。

 トキが生息できる自然豊かな里づくりに取り組む
同町のNPO法人「九重トキゆめプロジェクト21」と
セブン―イレブン記念財団が運営している
「九重ふるさと自然学校」が、
2005年から夏休みに子どもたちを派遣している。
 今年のこども大使は、麻生実里さん=野矢小4年、
戸高のこさん=同5年、小手川夏葵君、
時松航大君、高橋志乃さん、時松紗織さん=以上、飯田小5年。
現地では佐渡トキ保護センターや
野生復帰ステーションなどを見学し、
地元の行谷小学校児童とのトキこども談議などもあった。
 報告会にはこども大使とその保護者、
主催・後援団体の関係者ら約30人が参加。
同行した自然学校のスタッフが同市での活動を報告。
こども大使が、九重でトキを繁殖させるために
「餌になるドジョウやカエルがいる
無農薬の田んぼを増やしたい」などと発表した。
 最後に、団長の鷲頭栄治同プロジェクト理事が
「大使の活動はこれで終わりではない。
友人などに体験したことを伝えてほしい」などと述べた。
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