実は危険!意外な「アレ」が子どもの嘔吐や痙攣を呼ぶ


マイナビニュース
------------------------------------------------
そろそろ銀杏がおいしい季節ですね。
茶碗蒸しもおいしいですし、
子どもにも食べさせやすいので夕飯に出される
ご家庭もあるのではないでしょうか。
また、シンプルに銀杏を炒ったものもおいしいですよね。
ところが、”子どもの銀杏の食べ過ぎはよくない”
ということをご存じでしょうか?
 場合によっては、嘔吐や痙攣をおこす危険性も
あるというのです!

■子どもが5、6個食べて中毒を起こした例もある

『子ども安全メール from 消費者庁』では、
以下のように注意を呼びかけています。

<中毒の原因は長い間不明でしたが、
近年、銀杏に含まれる有毒成分
「4’-MPN」(アンチビタミンB6の一種)で
あることが明らかになりました。
この有毒成分は熱に強いため、煮ても焼いても消滅しません。
中毒を起こす量は不明ですが、
小さな子どもが5~6個程度を食べて
中毒を起こした例があるとする研究があります>

ということですので、小さなお子さんには、
たくさん食べさせないよう十分注意が必要なのです。

■子どもが食べるならごく少量で。
異変が現れたら吐かせないで!

さらに、銀杏を食べて異変が出る際の症状と
その対処法について、次のように伝えています。

<症状は、主におう吐と痙攣(けいれん)で、
特に痙攣が繰り返されることが多いようです。
これらの症状は、銀杏を食べて1~12時間後に表れ、
約半数は24時間以内に回復しますが、
わずかながら死亡例があるので、注意が必要です。
 症状が見られたときは、
吐かせると痙攣を誘発するので、
なるべく吐かせないようにして、病院に行くことをお勧めします>

つまり、万一銀杏を食べて子どもに嘔吐や痙攣があった場合は、
”慌てて吐かせないようにすること”を覚えておきましょう。
吐き戻したときに、さらに痙攣が
起こってしまう可能性があるからです。
そして、必ず病院へ行くようにしましょう。

大人にとってはおいしい銀杏ですが、
子どもに食べさせている茶碗蒸しに、
実は銀杏がたくさん入っていたりしないか、
十分注意するようにしましょう。
また、大人が銀杏を食べているときに、
子どもが手を伸ばすことのないように、
しっかり気をつけたいですね。
------------------------------------------------
保育士新卒 新卒情報 保育士転職