児童にモラル指導 携帯電話 北広島


Doshin
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 【北広島】社団法人「情報教育研究所」
(愛知県豊田市、永坂武城代表)は24日、
西部小2年生73人に携帯電話などに関する
情報モラルを教える公開授業を行った。
児童は、携帯電話を使う際に相手の気持ちや
立場を思いやる大切さを学んだ。

 市内の車販売会社「カークラフト」は、
同研究所が情操教育も兼ねて選んだ
「かもめ文庫」の本37冊を購入し、
昨年の西の里小に続き、西部小に贈呈。
これに合わせ、永坂代表が情報モラルの授業を行った。

 永坂代表は、固定電話や携帯電話を使う際には
《1》相手には相手の都合がある
《2》不在ですぐに返事をもらえなくても怒らない
《3》相手の気持ちを思いやってメールをする―
の3点を強調した。

 授業を聞いた女児(8)は
「相手の立場を考えたいと思った。
仲間と楽しく一緒に遊びたいから」と感想を述べていた。

 永坂代表は「携帯電話やパソコンなどを
まだ使っていない小学低学年から、
繰り返し情報のモラルを『刷り込む』ことが重要。
将来の情報トラブルの防止になる」と授業の意味を説明していた。

 市内の小学校では、3年生以上から
インターネットやメールの活用に注意する授業を行っている。
この日の公開授業には、市内の他の小学校の教頭も視察し、
今後の情報教育の参考にしていく。(森畑竜二)
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