教育産業市場に関する調査結果2012


全国私塾情報センター
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矢野経済研究所が発表した、
『教育産業市場に関する調査結果2012』(2012年10月5日発表)
によると、2011年度の国内教育産業市場(主要12分野計)は、
前年度比0.7%減の2兆4,220億円だったことがわかった。

2011年度の学習塾・予備校市場は、
前年度比1.0%増の9,240億円と2年連続拡大し、
個別指導塾の伸びと学習指導要領改訂による
補習需要の拡大等が寄与した。
映像授業と組み合わせた個別指導塾が増えたことや、
家庭教師大手事業者による個別指導塾の拠点拡大等が
個別指導塾の市場を活性化させたことも、
学習塾・予備校全体の市場を底上げすることに貢献した。

当面、個別指導塾が学習塾・予備校市場を牽引するものの、
少子化、募集要項の多様化に伴う
受験機会の縮小や受験自体の難易度の低下などで、
今後は緩やかな縮小を予測している。

英会話・語学学校市場は前年度比 3.2%増の2,871億円で、
ビジネス英語が好調の他、
幼児・子ども向け英会話も堅調で市場が拡大している。
また、通信教育市場(幼児・学生・社会人向け全体)は、
前年度比2.1%減の2,765億円で、
受講申込時期に震災の影響を受け、
全体的に縮小傾向にある。
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