ベビー・こども服市場/2012年は3.8%増の7245億円

流通ニュース
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矢野経済研究所は10月16日、
ベビー・こども服市場に関する調査結果2012を発表した。

調査によると、2011年のベビー・こども服小売市場規模は、
前年比2.5%増の6980億円とプラス成長となった。

2010年まで微減傾向で推移していたが、
価格・品質・ファッション性のバランスに優れた
カジュアル衣料品小売業や専門店チェーンなどの
存在感が高まるにつれて、市場は回復してきた。
2012年も、3.8%増の7245億円とさらに拡大すると予測する。

2011年のベビー・こども服小売市場をチャネル別構成比をみると、
百貨店が22.8%、量販店が16.9%、専門店が46.5%、
通信販売・その他が13.8%となった。

かつては子供服売場の主流とされていた
百貨店と量販店の苦戦が続いており、
シェアを大幅に落としている。

躍進しているのが専門店であり、
今後もこの傾向は続いていくと考える。
通販・その他では、主にインターネット販売の分野が伸びている。

モールへの出店だけでなく、
自前のオンラインショップを立ち上げる
企業やブランドが相次いでおり、
試着文化があまり無い子供服において、
今後もこのチャネルは拡大すると見込む。
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