児童相談所側が争う姿勢示す 親子不当分離訴訟


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 児童相談所が虐待と誤認し、
長男の保護を続けたため親子が不当に引き離されたとして、
東京・江戸川区の夫婦らが慰謝料を求めた裁判の
第1回口頭弁論が開かれ、児童相談所側は
争う姿勢を示しました。

 東京・江戸川区に住む当時1歳の男の子は
去年5月、自宅で母親のヘアアイロンに
左腕が挟まるやけどをしましたが、
両親による虐待の疑いがあるとして
児童相談所に一時保護されました。
児童相談所は、男の子を児童福祉施設に入れるよう
申し立てましたが、東京家裁は「虐待とは言えない」として退け、
4月に男の子は自宅に戻りました。
両親は、児童相談所の虐待の調査が不十分だったため、
一時保護で親子が不当に引き離されたとして、
600万円の慰謝料を求める訴えを起こしました。
児童相談所側は3日の第1回口頭弁論で、
「一時保護の判断や期間は裁量に委ねられている」として、
訴えを退けるよう求めました。
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