保育士不在の認可外施設で乳児死亡、宮崎県が調査

YOMIURI ONLINE
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 宮崎県延岡市の認可外保育施設で
今年7月、乳児が死亡、県の調査で、
施設が国の基準に違反して保育士を1人もおかず、
乳児をうつぶせの状態で寝かせていたことがわかった。
調査に対し、施設側も対応に問題があったことを
認めており、7月末に自主廃園した。

 亡くなったのは延岡市に住む飲食店従業員の男性(33)の
次女(当時生後2か月)。
県によると、男性は7月24日午後7時半頃、
長女と次女の2人を預け、翌25日午前5時頃に迎えに行った。
男性が次女を抱き上げると息をせず、
手足が冷たくなっているのに気付いて救急車を呼んだ。
近くの県立病院に搬送されたが死亡が確認された。

 施設は当時、5人の子どもを預かり、
代表者ら2人が面倒を見ていた。
厚生労働省の認可外保育施設指導監督基準では、
「保育従事者が2人の場合、
そのうち保育士または看護師が1人以上いること」
と定めているが、
代表者は「昨年10月に保育士が辞めたため、
2人とも無資格だった」と認めた。
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