
朝日新聞様
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共働き家庭の小学生らが放課後に過ごす
放課後児童クラブ(学童保育)の
待機児童(5月1日現在)は、
前年同日比で113人増えて7521人になり、
5年ぶりに微増した。厚生労働省が公表した。
厚労省は「新しいクラブを作るための場所や
職員の確保が難しく、ニーズに追いつけていない」と話す。
クラブ数は2万1085カ所、利用児童数は85万1949人で、
クラブ数は2万1085カ所、利用児童数は85万1949人で、
いずれも過去最多になった。
共働き家庭の増加に伴ってクラブも増えてきたが、
ニーズが上回っている。
待機児童は、東京都(1404人)▽埼玉県(879人)
▽千葉県(645人)▽大阪府(629人)
▽愛知県(376人)などの都市部で多い。
同省によると、都市部を中心に、
同省によると、都市部を中心に、
新しくクラブを作るための用地の確保が難しくなっている。
同省のガイドラインでは、1クラブあたりの人数は
「最大70人」だが、「71人以上」のクラブは、
昨年から70カ所増えて1269カ所になった。
クラブの新設が難しい中、既存のクラブが
多くのこどもを受け入れている可能性がある。
子ども1人当たりの面積も、約25%のクラブが、
ガイドラインの「1.65平方メートル以上」
を守れていなかった。
用地確保の難しさに加え、クラブでこどもたちの
用地確保の難しさに加え、クラブでこどもたちの
活動をみる職員も集まりにくい状態だという。