子育て電話相談:利用者倍増 母の苦悩浮き彫り−−11年度、県ライン  /大分

毎日jp
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 「赤ちゃんの夜泣きがひどい」
「トイレ訓練がうまくいかない」−−。
県の「いつでも子育てほっとライン」の
11年度利用者が10年度比1045件増の
2359件とほぼ倍増した。フリーダイヤル化が好感された。

 育児や子どもの問題で悩む人が電話。
24時間365日態勢で、
保育士や幼稚園教諭経験者らが応じている。

 約88%は母親で、しつけ582件、育児法575件。
県こども・女性相談支援センターは
「基礎的育児質問も多く、身近に相談できる人がいない証左」
と分析する。

 平均相談時間は21分で、
しつけ相談は半数以上が20分超。
児童の年齢別では▽0〜2歳34・7%
▽3歳〜就学前24・3%−−と成長につれ少なくなった。

 センターは「苦悩する母が多く、父の育児参加を進めないと。
不満や不安をため込まず気軽に相談を」と呼び掛ける。
相談電話は0120・462・110。【佐野優】
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