朝日新聞様
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中国の市場調査会社「艾瑞諮詢(アイリサーチ)」の統計によると、
中国では今年上半期、育児用品のインターネットによる取引額が
すでに昨年1年の3分の2に当たる
200億元(約2500億円)を上回った。
下半期も大幅に伸び、通年成長率86.0%、
610億元(約7600億円)が見込まれる。
ネット通販市場全体に占めるシェアは約4.3%。
山東紙「山東商報」が伝えた。
統計によると、中国の0-3歳の乳幼児数は
統計によると、中国の0-3歳の乳幼児数は
7千万人以上、毎年生まれる新生児は
1600-1800万人で、育児用品の需要が急拡大している。
このほか育児用品のネット通販が
急成長している主な理由として、
▽ネット通販を熟知した「80後(1980年代生まれ)」
の親が増え始めており、
必要な商品のオンライン購入を選択しているのが一般的
▽国内乳製品の安全問題が頻発しており、
並行輸入や密輸入など非正規ルートを通じて
販売されている粉ミルクは購入後のサービス・保証が困難なため、
正規サイトを通じて粉ミルクを買い求める親が増えている
▽大手総合通販サイトが相次いで
購入頻度や品質に対する要求が高い育児用品に
業務を拡大しており、大規模なプロモーションにより