おでかけ時は要注意! こどもの事故が多い身近なアソコ


WooRis
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ショッピングセンターや飲食店、ケーキ屋さんなど、
さまざまな場所ある“アレ”が原因で、救急車で搬送、
両足を縫うケガ、大きなたんこぶなどという、
子どもの意外な事故が起きているというのです。

アレとは、“自動ドア”のこと。
油断できない危険性があるので、注意してください。

■子どもがガラスに気付かずに突っ込み、救急車搬送に!

『子ども安全メールfrom消費者庁』では、
次のように注意を呼び掛けています。

<お店の自動ドアに気づかず、思いっきり衝突してしまう。
子どもには結構起こる事故です。
消費者庁にも今年4月までの2年9ヶ月で、
5件の事故情報が寄せられ、
うち2件が5歳以下の子どもの事故です。

そのうちの1件は救急車で搬送されるほどの怪我、
他の1件も両足を2針ずつ縫う怪我でした。
ガラスが無いものと思いこんでぶつかったため、
大きな怪我になりました。>

最近のお店の自動ドアのガラスは、
透明性が高く、きれいに磨かれていることが多いもの。
子どもの場合、そこにガラスがあると気付かず、
突っ込んで行ってしまう危険性があります。
特に小さな子どもは元気に走り回りがちなので、
その勢いでそのまま突っ込んでいくと、
かなり強い衝撃になってしまうのではないでしょうか。

■自動ドアに挟まれて“たんこぶ”に!

さらに、『子ども安全メールfrom消費者庁』では、
自動ドアのもう1つの危険な事例として次のように紹介しています。

<40代のお父さんの体験談です。
「5歳の娘と近所のケーキ屋に行ったときの事です。
まだまだ落ち着いて待つことが出来ない娘は、
ケーキを頼んだ後一人で自動ドアから
店の外に出ようとしました。
「危ないから一人で出たらダメだよ。」という私の言葉で、
開いた自動ドアの真ん中でストップ。
そこへ自動ドアが閉まってきて、はさまれた娘には、
大きなたんこぶができてしまいました。>

自動ドアの開閉センサーは死角があり、
決して万能ではありません。
小さなお子さんの身長ではセンサー反応せず、
自動ドアが閉まってしまう危険性があります。

万が一、自動ドアが閉まり、
ドアに挟まってしまうことのないように、
子どもを自動ドアの間に立ち止まらせないように注意しましょう。
また、自動ドアの周りで遊ばせないようにすることも大事です。

楽しいお出かけでは、子どもの安全性に
気を配ることをうっかり忘れてしまいがちです。
“自動ドアのまわりでは遊ばせない”、
“自動ドアには親と一緒に入る”などを
気を付けるようにして、悲しい事故を防ぎたいですね。
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