3人に2人が認可保育所を断念 厚労省調査


日本経済新聞
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 ベビーホテルなど認可外保育の利用者の
3人に2人が「認可保育所に入りたい」と考えながら
入所を断念していたことが26日、
厚生労働省の地域児童福祉事業等調査で分かった。
主な理由は「空きがなかった」「時間が希望に合わなかった」
「預けたい時期に入れなかった」だった。

 調査は昨年2月、ベビーホテルと事業所内保育所など
「その他の認可外保育施設」を無作為抽出し、
利用する1万1481世帯を対象に実施。
9264世帯(80.7%)から有効回答を得た。

 認可保育所への入所を検討して断念した世帯は、
ベビーホテルが66.6%、その他の施設が67.1%。
断念した理由を複数回答で尋ねたところ、
「空きがなかった」がそれぞれ58.3%と59.1%で最多だった。
今年4月時点で認可保育所を希望しながら入所できない
「待機児童」は2万5千人近くに上っている。
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