幼保一体化:同一部局で統括、来年度に準備室 越・大津市長表明 /滋賀


毎日jp
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 大津市の越直美市長は22日の定例記者会見で、
待機児童の解消を目標に検討していた
保育園と幼稚園の一体化に向けて、
14年度に現在は市教委にある幼稚園担当を
市長部局に移し、同一部局で両園を統括する
組織改革を行う考えを表明した。

 越市長は、来年度に「幼保一体化準備室」を
市長部局に開設し、「園児が減少している
公立幼稚園と私立の保育園の一体化も含め、
より効率的な運用をしたい」と意欲を示した。
組織改革は「教育委員会で決議されていないので
今後議論されると思う」と述べた。

 補助金全般の支出削減に意欲を示した一方で、
市民オンブズマンの「迷惑料」返還請求訴訟の
対象となっている廃棄物処理施設がある
地元自治連合会への補助金については、
「地元への迷惑を数値化して検討した結果、
補助金は適正で根拠がある。
一審で負けても控訴して支払い続ける」と強調した。

 今後の行財政改革では「職員の人事評価を進め、
給与や昇進に反映させたい」として、
成果主義導入を進める意向を表明。
庁舎整備では、現庁舎に隣接する
国有地の取得について
「私自身は不要だと思っている」と述べた。【千葉紀和】
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