YOMIURI ONLINE様
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子どもの連れ去り事件防止を目指し、
地域安全活動に取り組む名古屋市港区の
女性パトロール隊「レディース１９９９」が、
幼稚園や保育園で上演する人形劇の練習に励んでいる。
愛知県警港署は「子どもたちが身を守る意識を
高めるきっかけに」と期待している。
県警が地域の犯罪抑止力向上を目指して
県警が地域の犯罪抑止力向上を目指して
各署管轄地域での組織作りを進め、
港署では１９９９年、同区更生保護婦人会の
協力を受け、同隊が発足。
防犯教室や街頭活動などを通じて
市民の防犯意識向上に努めてきた。
人形劇は約１０年前に連れ去り事件が多発した際、
人形劇は約１０年前に連れ去り事件が多発した際、
当時の同隊メンバーが発案し、オリジナル脚本で上演。
その後、人形は署の倉庫で眠っていたが、
同署の服部稔生活安全係長が見つけ、
メンバーの石井敏子さん（６５）らに復活を要請した。
劇は見知らぬ男に誘われた幼い子２人を主役に、
逃げ方や、特徴を覚えておくことの大切さを伝える。
９月には同市中川区などで女児の連れ去り事件が発生。
９月には同市中川区などで女児の連れ去り事件が発生。
服部係長とメンバーは「港区の子どもたちを事件から守りたい」と、
本番に向けて特訓を重ねている。
再デビューの舞台は１９日の港北幼稚園。
再デビューの舞台は１９日の港北幼稚園。
石井さんは「１０年前ほど声は出ないし、動きも鈍くなった。
でも、園児らが楽しみながら学んでもらえるよう頑張ります」