除染で失われた幼稚園の芝が復活


下野新聞
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 【那須塩原】東電福島第1原発事故による
放射能汚染の除染のため芝が失われた
上厚崎の「あけぼの幼稚園」(斎藤達成園長、190人)に
日本サッカー協会(JFA)が寄贈した芝が復活し
14日、JFA最高顧問の川淵三郎キャプテン(75)も参加して
復興記念式典が開かれた。
川淵キャプテンは「心からうれしい。芝生のグラウンドは
子どもたちの発育に大きな役に立つ」と復活を祝った。

 式典には園関係者と園児や保護者のほか、
川淵キャプテンなどJFAや芝生復活に協力した
総合型地域スポーツクラブ・レジャーランド那須、
栃木SCの関係者ら約160人が参加した。

 斎藤園長(46)は「子どもたちは青々とした芝生で
毎日楽しく遊んでいる。
JFAをはじめ皆さんの協力のおかげ。
大切にして幼稚園の発展につなげたい」とあいさつした。

 復活した芝は、芝のグラウンドを全国に増やす
JFAの「グリーンプロジェクト」事業として行われた。
寄贈された8200株の苗が6月、
同園の運動場とその周囲約2千平方メートルに植えられ、
手入れされてきた。
除染で失われた芝をJFAの事業で復活させるのは
隣県の福島県内を含め同園が初めてという。
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