阿南高の福祉コースが保育実習


南信州新聞
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 阿南町北条の県立阿南高校(牧島晃校長)の
3年生福祉コース27人は4日、
同町立大下条保育園を訪れ、保育実習を行った。
この日は2回目の実習。
児童福祉を学んできた生徒らは子どもたちに触れ合い、
受容の大切さを体感していた。

 同校福祉コースは、高齢者の福祉や介護だけでなく、
児童福祉や保育についても実習を体験する。
保育実習は保育の理論と実践を学ぶ福祉コースの
必修科目「発達と保育」の中で年2回実施。
今年度は9月に初回の実習を行った。

 集まった高校生と園児たちは園庭で
体を動かしながら交流を深めた後、
年長はサッカー、年中はお散歩、年少は図書館での
絵本読み聞かせに出発。
2回目の実習ということもあり高校生の顔を覚えている園児が多く、
高校生にも緊張は見られず子どもに慣れた様子。
元気な子は、高校生に飛びついたり、
抱っこしてもらったりと触れ合いを楽しんでいた。

 生徒はこれまでの授業で子どもの発達に応じた
養護の方法や接し方、受容の大切さを学んできた。
実際に子どもたちと接し
「普段小さな子と接する機会が少ないので新鮮です」
と同校3年の男子生徒。
別の男子生徒は「学習では障害者の福祉の方に興味があるけれど、
子どもと接するのもおもしろい」と話していた。
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