死亡した長女 祖母からも虐待


NHK NEWS WEB
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広島県は2日午前、会見を開き、死亡した
11歳の長女は、3年前に児童養護施設に保護された際、
母親だけでなく祖母からも虐待を受けていたと発表しました。

広島県によりますと、今回の事件で死亡した唯真さん(11)は、
3年前の平成21年3月に児童養護施設に保護されました。
保護に当たって、県の「西部子ども家庭センター」が
唯真さんから聞き取り調査をしたところ、
「母親に殴られたり、祖母にほうきでたたかれたりした」
と話したということです。
このため、虐待は母親と祖母、双方から受けていると認定し、
保護することを決めたということです。
唯真さんは、おととし12月までの1年9か月ほど
児童養護施設で生活しましたが、
親元に戻りたがっていたことなどから、
家庭センターは、面接や一時帰宅を行ったうえで、
再び虐待を受けるおそれはないと判断して
親元に戻したということです。
その後、去年3月からは虐待を受けていないかなど
家庭の様子を調べることはしていませんでした。
県は、ことし4月から虐待を受けた児童に対して
児童養護施設を出たあとも支援を続ける
マニュアルを作っていますが、
今回のケースはマニュアルの整備前だったということで、
今回の事件を受けて委員会を設置し、
対応に問題がなかったか検証することにしています。
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