「昔の人は大変」 小中学生が火起こし挑戦 和歌山


朝日新聞
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 弥生時代の暮らしを体験してもらおうと、
和歌山市岩橋の「県立紀伊風土記の丘」では
21日、火起こしの時間を競う大会が開かれた。
参加した小中学生26人は汗だくになって火起こしに挑戦。
「火が付いた」と歓声を上げたり、「難しい」と叫んだりした。

 火起こしには「舞錐(まいぎり)」という木に
糸を巻き付けた道具を使った。
軸を土台の木に当てながら回転させ、
摩擦熱を利用して着火する。
慣れると、1、2分で火起こしができるという。

 大会では、土台の木くずが削れて、
回転の感触が重くなってから必死に回すことなどを
職員がアドバイス。
子どもたちは号令とともに一心に回し、
早い子どもは5分程度で火起こしに成功したが、
大半の子どもは白煙を上げるにとどまった。
和歌山市の和歌山大付属小1年の女児(7)は
「今は簡単に火が使えるけど、
昔の人は大変だと思った」と話した。
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